PostgreSQLのコマンドラインツール「psql」の日常操作で利用するコマンドを整理します。
| 項目 | バージョン |
|---|---|
| PostgreSQL | 16.4 |
■基本操作
| コマンド | 用途 |
|---|---|
| \u | ユーザ一覧の表示 |
| \l | データベース一覧の表示 |
| \dt | テーブル一覧の表示 |
| \q | コマンドラインツールの終了 |
| \! xxx | OSコマンド「xxx」を実行 例えば、「\! clear」としてシェルの画面をクリアするなど |
| select current_database(); | 選択中のデータベース確認 |
| select * from version(); | バージョンの確認 |
| \c another_db; | データベースの切り替え(左記の場合、another_dbへ切り替え) |
| \dn | スキーマ一覧 |
■データベースサーバへの接続時のユーザに関して
psqlクライアントにおいては、「-U」オプションで接続に利用するユーザ(ロール)を指定しない場合、OS上のユーザ名と同一ユーザで接続を試みます。OSへのログインユーザが「Administrator」の状態で「-U」オプションを用いない場合(黄色枠部)、PostgreSQLデータベースへ「Administrator」ユーザで接続しようとしています。(確認環境ではそのようなユーザ名の登録がデータベースにはありませんのでエラーとなります)「-U」オプションを指定することでOSユーザとは異なるユーザを明示的に指定して接続を行います。(赤色枠部)

PostgreSQLのスキーマについて – note2self への返信 コメントをキャンセル