サーバ用途で利用する際に一定時間無操作だとスリープ状態になりアクセスできなくなってしまうのでスリープを解除する手順を整理します。
| 項目 | バージョン |
|---|---|
| Ubuntu | 24.04.03 |
■概要
「systemctl」というコマンドを用いてスリープの無効化を実施します。「systemctl」は「systemd」と呼ばれるUbuntu含む最近のLinux系OSで使われるシステムの初期化を行うデーモンを設定・制御するコマンドです。(sudo実行する必要があります。)
■スリープ設定の無効化
sudo systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target

■スリープ設定確認
スリープ設定が有効となっているかを確認します。赤枠内の「Active」の状態が「inactive」では無効、「active(running)」では有効な状態を示します。

sudo systemctl status sleep.target
■スリープ設定の有効化
再度有効化する場合などに使用します。
sudo systemctl unmask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target
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