Oracleのリスナーに関する運用メモを残します。
| 項目 | バージョン |
|---|---|
| OS | Windows Server 2025 |
| Oracle | 19c |
■リスナーとは
リスナーとはOracleのインスタンスにネットワーク越しにアクセスする際に間を取り次ぐ機構です。わかりやすい例えだと、会社の受付のような感じです。

■リスナーログの場所
リスナーのログは「ORACLE_BASE\diag\tnslsnr\SID\listener\trace」下にlistener.logとして残っています。ログの書き込みでファイルが肥大化しがちなので、いざ調査をする際に開くのが大変・・ということになるので以下のようなローテーションバッチでファイルを分割するようにしておくと便利と思います。
rem リスナーログを日別のファイル名でリネームして保存する
SET LISTENER_LOG_PATH=C:\oracle\diag\tnslsnr\ORATEST\listener\trace
for /f "tokens=2 delims==" %%I in ('"wmic os get localdatetime /value | findstr LocalDateTime"') do set DT=%%I
SET YYYYMMDD=%DT:~0,8%
SET NEW_NAME=listener_%YYYYMMDD%.log
RENAME %LISTENER_LOG_PATH%\listener.log %NEW_NAME%
■リスナー関連のコマンド
以下、上から順にリスナーの状態を確認する「lsnrctl staus」、リスナーを停止する「lsnrctl stop」、リスナーを起動する「lsnrctl start」となります。
lsnrctl status
lsnrctl stop
lsnrctl start
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