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node.jsのアプリケーションフレームワーク「Express」を導入するところから簡単なアプリ作成までの手順を整理したいと思います。

■開発・動作環境

ここでは以下の環境で開発を行う前提で記載します。

■開発環境構築～アプリ実行まで

流れは下記のようになります。expressアプリケーションを管理するフォルダを作ることを忘れないよう注意します。

• node.js、npmのインストール
• expressプロジェクトフォルダの作成
• express-generatorでexpressプロジェクト雛形作成
• 追加モジュールのインストール
• expressアプリケーションの実行確認

■1. node.js、npmインストール

node.js、npmのインストールは他記事（https://note2self.blog/2025/01/02/%e5%88%9d%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%aenode-js%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%a0/）等を参考に実施しておいてください。

■2. expressプロジェクト用フォルダ作成とプロジェクト雛形作成

node.js、npmがセットアップできたら、express用のプロジェクトを作成したいフォルダを作成して移動しておきます。（ここでは「hello」とします）helloフォルダに移動したら以下のコマンドを実行し「express-generator」というExpressアプリケーションの雛形を構築する便利なツールを用いてexpressアプリケーションひな形を作成します。(「npx」コマンドはnode.jsがv8.2.0以降で使用できるコマンドのようです)

mkdir hello
cd hello
npx express-generator

以下はコマンドの実行結果（出力）です。「hello」フォルダ配下にExpressアプリケーションの雛形としてファイル一式が自動生成されています。また、追加で依存モジュールの導入のための「npm install」やデバッグ実行のコマンドなどのヘルプも表示されています。

  warning: the default view engine will not be jade in future releases
  warning: use `--view=jade' or `--help' for additional options

   create : public/
   create : public/javascripts/
   create : public/images/
   create : public/stylesheets/
   create : public/stylesheets/style.css
   create : routes/
   create : routes/index.js
   create : routes/users.js
   create : views/
   create : views/error.jade
   create : views/index.jade
   create : views/layout.jade
   create : app.js
   create : package.json
   create : bin/
   create : bin/www

   install dependencies:
     $ npm install

   run the app:
     $ DEBUG=hello:* npm start

■3. 追加モジュールのインストールとアプリの実行確認

上記ヘルプの表示のとおり、「npm install」を実行して依存モジュールをインストールします。その後「run the app:」に記載されたコマンドを実行したらブラウザから「http://IPアドレス:3000」でアプリケーションが起動していることを確認します。アプリケーションの終了は「Ctrl + C」で行なえます。ここではUbuntuホストが192.168.11.200のIPアドレスでしたので「http://192.168.11.200:3000」でアクセスしています。

npm install
DEBUG=hello:* npm start

■参考

https://expressjs.com/en/starter/generator.html